今のままでいい、と言う大人。変わらなきゃ、と言う若者。

白熱する討論の話題は、いつしかオホーツクの「人」へ。そんな中「オホーツクには地域を元気にしたいと活動する人がたくさんいる!」という意見の東京農大・麻生さん。フォーエバー網走という女子が集まる団体で、 網走を盛り上げる活動をしています。

東農大

麻生さん

もともと東京出身で、高校の時に1時間半通学にかけていて、朝、電車で会う人に帰りも会って大変だなと。そういう生活はやだなと思って。

村本さん

都会疲れか。なるほど、でもなんでオホーツクなの?

そう村本さんに聞かれて、4年間の暮らしを振り返る麻生さん。便利な東京と比べて、網走のような場所に来たら、自分で考えて行動しないといけないことが楽しいと思ったそう。10年後の網走での夢を聞かれると、

東農大

麻生さん

オホーツクをいろんな人に知ってもらいたい。高齢化がすすんで後継者不足の会社と都会から来たいという人とをマッチングさせたいです。

村本さん

そういうの、面白いね。東京でいい企業入っても、疲れて戻ってくる人いっぱいいますから。人間、合う場所があるからね。仕事は24時間の一番多くの時間を占めるから、自分がいちばん呼吸しやすい仕事をしないと、人生不満が溜まっちゃって爆発しちゃって、ハロウィンで変なコスプレとかしちゃうからね(笑)。

そして最後に「観光と地域産業のつなぐ仕事をしたい!」と話す東京農大・原口さん。旅人が気軽に泊まれるゲストハウスを開業したいのだそうです。

東農大

原口さん

民泊事業から始めようかなと思っています。ここは観光客に魅力的な場所だと思うけど、未開発な場所でもあるので、これからビジネスを始めれば自分が先駆者になれるかなと。

村本さん

お!フロンティアスピリッツ。かっこいいね!

来年の民泊解禁と同時に始める計画だと話す原口さん。さらには、網走内で民泊が広まってくれたらと民泊事業のコンサルティングとかもやりたいのだとか。しっかりとしたビジョンに、村本さんも感心しきりの様子です。

村本さん

新しいことしようとすると、地域には何とかしたいって言う人と、このままで十分だから何もしなくていいっていう人がいるよね。

東農大

原口さん

そうですね。特に農家と漁師は稼げるので、更に稼ごうという気はないですよね。お金がある人たちが集まるので、飲食も今のままでいいという感覚があります。でも、どこかで風穴をあけないと。内向きじゃなく、外向きに物事を膨らませたい。

 
会場から、挙手。
客席の学生
Cさん

考えが素晴らしくても、行動に移さないとだめだと思うんです。オホーツクに残ってと言う地域の方々も、僕たちを残すくらいの気持ちで、行動で示してほしい。

村本さん

なるほど。これはね、地元の人のSOSだと思うのね。地元の人が自分を持ってないわけじゃなくて、どうしていいかわからないと。だから、この会場の未来を背負う素晴らしい頭脳に助けてほしいと思うんですよね。

村本さん

行政の人の給料を半分くらいにして、ここでディベートして一番いい演説した人に毎回5万円くらいあげたら、いい案いっぱい集まるんじゃないですか。だから、まぁ金ですよ、金(笑)。金あって、夢あって、それでプライドも出てくる!

MC 根本さん

それでは村本さん、最後になりました。

村本さん

20万ごときでしがみついて自分の人生終わらすのはもったいない!皆さんは、もう場所にこだわる時代じゃなくてインターネットでどこでも大金持ちになれる時代の先駆者やからさ、だからぜひ場所じゃなくて頭使って金持ちになってほしい。
ありがとうございました!!

登壇者だけではなく客席からも熱い意見が飛び交うなど、学生たちの炎上する思いが見られた今回の討論会。オホーツクに残る派・残らない派、どちらにとっても大いに刺激になったことでしょう。